- 2006/08/07 掲載
サイボウズをはじめとする国内13社、国産ソフトウェア連合を発足
Made in Japan のブランドをソフトウェアにも。国内外へアピール・売り込み強化
今回発足したMIJSは、国内グループウェア大手のサイボウズと、同じくSFA大手、ソフトブレーンが発起人となり、国内・海外に向けて「日本のソフトウェア」に対する優秀性の認知向上、市場におけるビジネス基盤の強化を図る目的で発足されたもの。
具体的には今後、「国産ソフトウェア」の製品力強化のためにソフトウェアのジャンルごとに製品間のインターフェイスを整備してプラットフォームの標準化をはかり、業種業態を問わず SOAをベースに今後のサービスのモデルへもつなげていくという。
そもそも日本のソフトウェア産業は、十分高い技術力がありながらも、その製品の技術やインターフェースの標準化の部分で大きく遅れをとっており、単独で世界に通じる市場認知、競争力が足りない状況にある。
今回の提携ではこうした現状を踏まえつつ、要求の厳しい日本のユーザー企業の中で熾烈な競争を勝ち抜いて採用されている日本のアプリケーションの部分での競争優位をさらに高め、ビジネスの要求にすばやく応えていくためのビジネススキームの確立も目的としている。
MIJSに参画する企業は、顧客ニーズの多様化を吸収する製品連携をコンソーシアムが策定する基盤上で実施するようになるとしている。
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