- 2006/08/02 掲載
イーバンク銀行、ICチップ搭載VISAデビット機能付きキャッシュカードを発行
【財務会計】
イーバンクはインターネット上のウェブ決済の領域だけでなく、実店舗でも利用できるインターネットを経由しないリアル決済チャネルの構築を目指し、本年2月にVISAプリンシパルメンバーシップを取得した。これにより、新たな決済サービスの第一弾として、VISA加盟店での支払いに利用できるカードの開発を目指して、ビザ・インターナショナルと提携した。
「イーバンクマネーカード(仮称)」は、カード発行や顧客管理などのプロセシング業務をユーシーカードが受託し、一方、カード決済ネットワークは、NTTデータのCAFISを活用する。
「イーバンクマネーカード(仮称)」の特長は、世界のVISA加盟店で利用可能、海外のATMから割安な手数料で出金可能の2点があげられる。
基本スキームは次の通りである。
イーバンクは、UCカードとビザ・インターナショナルが協力して提供するVISAデビットカード受託スキームを、VISAデビット共通プラットフォームで利用することにより、システム開発費用および開発期間を大幅に削減し「イーバンクマネーカード(仮称)」の発行を実現していく。
●基本スキーム
イーバンクの口座保有者が国内外のVISA加盟店において「イーバンクマネーカード(仮称)」を利用すると、VISAデビット共通プラットフォームを経由してイーバンクに利用金額や口座情報等が送信され、利用金額が顧客のイーバンク口座から即時に引き落とされる。
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カード利用時の決済処理のながれ |
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