- 2006/08/01 掲載
日本オラクル、大手企業向け人材管理アプリケーションを発売
【業務効率】大手企業を中核ターゲットに、学習管理機能から提供開始
日本オラクルと日本オラクルインフォメーションシステムズは、大手企業向け統合業務アプリケーションの最新版である「PeopleSoft Enterprise 9」の人材管理アプリケーション「PeopleSoft Enterprise 9 ヒューマン キャピタル マネジメント(以下、PeopleSoft HCM)」を本日より提供開始する。
少子高齢化を背景に日本の人口構成が変革の時代を迎えている中、企業の人材構成も大きく変化しつつある。従業員の高齢化、雇用形態の多様化、職務の高度化や細分化により、企業の成長を維持するためには戦略的な人事運営が求められる。「PeopleSoft HCM」は、企業の戦略に合致した人材育成を組織的に実行し、人材価値を高め、業務パフォーマンスを最大化することを支援する。
日本ではまず、戦略的な人材育成を支援する学習管理機能「PeopleSoft Enterpriseラーニング マネジメント」を提供する。「ラーニング マネジメント」を活用することで、企業は従業員の能力とスキルに応じた学習や、さまざまな業務イベントに基づく知識や情報の浸透を促進することができる。最新版では特に、評価結果に基づく最適な学習計画機能や、内部統制とコンプライアンス対応のための社内資格認定機能などが強化されている。また、今冬より、人事・給与管理機能の最新版を日本で提供する予定である。
日本オラクルと日本オラクルインフォメーションシステムズは、クロスライセンス契約に基づき、HCMソリューション専任組織を日本オラクル内に配置して営業活動を行っていく。オラクルでは、特にグローバルオペレーション、グループ人事や人材開発を必要とする大手企業向けに「PeopleSoft HCM」を販売していく。また、人材管理にとどまらず会計、販売、購買にいたるまで統合システムでの利用を前提とする企業には、「Oracle E-Business Suite」の人材管理アプリケーション「Human Resources」を提案し、中堅企業向けには、「Oracle E-Business Suite」の短期導入ソリューション「Oracle NeO」の人材管理システムテンプレートを提供していくという。
関連コンテンツ
PR
PR
PR