- 2006/07/31 掲載
近畿日本ツーリストとNTTデータ、情報システム子会社の経営権譲受通じ資本提携
【M&A/提携】
近畿日本ツーリストとNTTデータは、近畿日本ツーリストの100%出資子会社である近畿日本ツーリスト情報システムの発行済株式の51%をNTTデータが譲り受け、資本提携することで、本日、基本合意致した。
これを機に、近畿日本ツーリストとNTTデータは新たなパートナーシップを形成し、両社および子会社の企業価値拡大に向けた協力体制を確立していく。
近畿日本ツーリストは、より顧客の"便利"を目指して、Web・モバイルを活用した販売手法の確立や地域有力旅行各社とのアライアンスを進めている。今回NTTデータとパートナーシップを組むことによりIT革新を進め、エンドユーザー・サプライヤーに支持いただける強力な販売システムを構築し、またアライアンス各社の販売に寄与できるシステムをプラットフォームとして各社に提供することにより、より多くの顧客に最適な商品をお届けできる体制を目指している。
一方、NTTデータは、中期経営計画の大きな柱である法人分野のより一層の事業拡大を目指している。その一環として、顧客企業とともにIT革新に取り組むITパートナー戦略を積極的に推進している。
今回、日本を代表する旅行会社である近畿日本ツーリストとパートナーシップを構築し、同社のIT革新に貢献するとともに、近畿日本ツーリスト情報システムが持つ旅行・交通業界特有の業務ノウハウを活用することで、航空・鉄道を含むサービス業界向けビジネスを強化し、法人分野における競争優位性の確立を目指している。
近畿日本ツーリスト情報システムは、同社が有する旅行・交通業界のノウハウをベースに、NTTデータグループのプロジェクトマネジメント力、先端技術、人材育成ノウハウなどを活用することにより、近畿日本ツーリストグループ全体のIT事業戦略を担う中核会社として、また、旅行・交通業向けビジネスに特色を持った本格的なITサービス企業として、一層の成長を目指している。
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