- 2006/07/28 掲載
アコム、営業事務を日本IBMの業務変革サービスを活用して効率化
【業務効率】事業の多角化に向けて、社内基盤の生産性向上とセキュリティ強化
具体的には、日本IBMがアコムの連結子会社であるエイビーパートナーへ5%資本参加し、ABPがアコム向けに提供しているローン契約書類の管理を中心とする営業事務をBTO(ビジネス・トランスフォメーション・アウトソーシング)サービスとして受託した。
BTOの契約期間は本年8月から10年間で、契約金額は約130億円となる。アコムでは、今回の協業によって当該営業事務の生産性が約15%向上すると見込む。 アコムは、ローン事業、クレジットカード事業、信販事業だけでなく、地方銀行等の審査業務を受託する信用保証事業に力を入れてきた。信用保証事業を行うためには、自社の顧客に加え、取引先の地銀の顧客の契約書類も取り扱う必要があるため、書類の管理のための工数および保管費用が増大するという課題があった。
今回、信用保証事業をいっそう拡大し、かつ自社の契約書類管理も効率化するため、日本IBMに同業務をBTOで委託する。
※BTOとは
ビジネス・トランスフォメーション・アウトソーシングの略。単純な業務の外部委託ではなく、顧客との長期に渡るパートナーシップのもとで、ビジネス・モデル・デザインから個々の業務の運営・継続的なBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)、ITシステムの実現・支援・運用までを引き受け、業務プロセスの抜本的な変革および、その継続的な改善を実施することにより顧客のビジネスに直接的に貢献する包括的な「企業変革を目的とした業務委託」サービス。
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