- 2006/07/28 掲載
日立の統合システム運用管理ソフトウエア「JP1」、ベトナムに進出
ベトナムIT市場の拡大に対応し、現地進出日本企業におけるシステム運用の高信頼化を支援
今日、BRICsなどに代表される経済・IT市場の発展を遂げつつある国々とならび、各種製造業などの企業進出がめざましいベトナムにおいても、今後の情報システムの拡大が見込まれる。日立はこれまで、中国をはじめ、シンガポールなど東南アジア地域におけるミドルウェア事業展開の一環として、「JP1」の提供を進めてきたが、今後ベトナムへ進出する日本企業に対しても、拡大する情報システムを支える運用の高信頼化を支援していくという。
「JP1」ベトナム販売の概要
現地進出企業のシステム運用管理は、ビジネスの拡大にともない増加するPCなどのIT資産管理やセキュリティ管理などを迅速・確実に行い、現地拠点の限られた人的リソースでシステムを円滑かつ安定的に稼動させることが運用の高信頼化を図る上で重要なポイントとなる。今回は、現地事情に通じた販売パートナーからの製品販売、および「JP1」専任サポートスタッフの現地(ハノイ)への配置などにより、これらの状況に対応していく。(1)資産・配布管理、およびクライアントセキュリティ管理製品の販売
今回、「JP1」シリーズの資産・配布管理、およびクライアントセキュリティ管理製品をベトナム国内で販売を開始する。これらの製品の適用により、クライアントPCへのソフトウェアの自動配布、自動インストールの実行、クライアント構成変更などを管理できるほか、PC側でのソフトウェア起動やファイルの操作、印刷操作などの履歴が管理でき、クライアントPC環境での資産管理の効率化、および情報漏えい・不正操作の抑止などが可能である。
また、クライアントセキュリティ管理製品では、セキュリティポリシーに違反するPCの自動検知、および検疫・隔離・復旧なども行え、安全なシステム環境を維持する。
(2)現地拠点およびパートナ企業との連携による製品販売と、現地状況に対応した技術サポートを推進
海外進出企業における現地でのシステム運用を、限られた人的リソースや現地のIT状況に対応して円滑かつ安定的に行うためには、製品機能だけでなく、現地事情に通じた技術サポートが提供できるかがポイントとなる。
今回は、東南アジア地域での「JP1」販売パートナーとして実績があり、タイおよびベトナムなどで高い技術サポート力をもつシステムインテグレータのMaterial Automation(Thailand)Co.,Ltd (以下、MAT社)から製品販売を行うほか、日立アジア(HITACHI ASIA LTD.)のハノイ拠点にJP1専任サポートスタッフを配置し、MAT社との連携により迅速な技術サポートを行い、円滑で安定的なシステム運用を支援する。
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