日本郵船、アジア発北米東岸向け共同運航サービス開始

サービス概要図

　日本郵船の属する定期コンテナ船共同運航組織「グランドアライアンス」（以下、GA）は、この8月からアジアと北米東岸（パナマ運河経由）を結ぶ航路において、同じく定期コンテナ船共同運航組織である「ザ・ニューワールドアライアンス」（以下、TNWA）と共同運航便を開設する。

　それぞれのアライアンスがコンテナ船を供出し、合計8隻（平均3,500TEUの船型）の船隊で、中国の上海・赤湾・蛇口・香港と北米東岸のノーフォークおよびサバンナ港を結ぶ。またアジアから北米東岸に向う途中で、パナマ共和国のマンザニーロ港に寄港する。

　同航路においては、既にGA、TNWAともにそれぞれ週2便を運航している。今回の新サービスによって、両アライアンス共に週3便体制となり、拡大を続ける北米東岸向の荷動きと顧客ニーズに、より一層充実したコンテナサービスを提供できるという。