- 2006/07/28 掲載
NECと松下電器 携帯電話に関する共同子会社を設立
【M&A/提携】3G開発ではテキサスインスツルメントとも新会社
NECと松下電器産業、パナソニック モバイルの3社は、2001年11月にLinux OSベースのミドルウェアプラットフォームをFOMA端末に搭載するなどの協業を行っていた。
今回の新会社設立の意図として、①共通のハードウェア・ソフトウェアプラットフォームの検討及び開発 と②共同商品開発(上記共通プラットフォームを用いた商品開発)の2つを挙げており、先の協業を発展させ、携帯電話の製造に関わる基本的なプラットフォームを両者で統一し、開発や調達の部分でのシナジー効果を目指すのが目的であると言えそうだ。
新会社設立後もNEC、Panasonicのブランドは残し、端末の商品企画、商品開発、資材調達、販売、製造に関してはそれぞれが個別に行っていくと表明した。
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NECと松下電器、パナソニックモバイルコミュニケーションズが発表した協業スキーム。 |
また、同日、NECとNECエレクトロニクス、松下電器産業、パナソニックモバイルコミュニケーションズ テキサス・インスツルメンツの四社が、第3世代(3G~3.5G)以降の携帯電話の通信プラットフォームの開発・設計・技術ライセンスをグローバルに行う合弁会社、アドコアテックを8月上旬に設立すると発表されている。
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