- 2006/07/06 掲載
富士ゼロックス、慶応義塾大など「バーチャルハリウッド協議会」を設立
【知財・知識活用】協議会会長には、富士ゼロックス代表取締役社長有馬利男氏が就任
富士ゼロックスは、慶應義塾大学と連携し、1999年から社内展開してきた人材育成・組織活性化プログラム「バーチャルハリウッド」のノウハウや成果をベースに、企業間をまたがる新しい働き方をお客さまと共に実践、新しい経営モデルの提言を目指す「バーチャルハリウッド協議会」を5月に設立したと発表した。
協議会会長には、富士ゼロックス代表取締役社長有馬利男氏が就任、副会長には慶應義塾大学総合政策学部花田光世教授、ANA総合研究所代表取締役社長浜田健一郎氏、およびNTTデータ代表取締役副社長執行役員山下徹氏が就任、会員企業(6月末時点計19社1大学)と共に7月から活動を開始した。
各企業では、継続的な事業の拡大や成長の原動力として人材育成と企業風土を重要なポイントと捕らえ、さまざまな取り組みを行なっている。富士ゼロックスでは、社員自ら発想し行動を起こせる「自律型人材」の育成と、変革を常に生み出すエキサイティングな企業風土の実現を目指して、1999年から「バーチャルハリウッド」を企画・導入、同じ目的意識を持った社員間のコミュニティを活用した新しい企業風土の醸成に取り組んできた。スタートから7年間で述べ579名のディレクター(テーマリーダー)と約1900名のメンバーが参加し、組織を超えたダイナミックな活動により、社内プロセス改善の実現のほか、新規事業の立上げなどで成果が出ているという。
さらに、2004年から「バーチャルハリウッド・コラボレーション」としてお客さまにノウハウを展開し、全日本空輸様、NTTデータを始めとする8社のお客さまと共に活動してきた。
この度の「バーチャルハリウッド協議会」は、慶應義塾大学総合政策学部花田研究室との連携により、これらの活動成果をさらに多くのお客さまと共有し、各社のケーススタディや実践を通じて、イノベーションを生み出す企業風土の醸成が組織活性化につながるという、日本発の新しい経営モデルとして体系化し、広く社会に提言することを目指して設立したという。
関連コンテンツ
PR
PR
PR