• 2005/12/29 掲載

「本当に必要な日本の改革」の著者が語る

ソフトバンク ビジネス+IT 話題の著者インタビュー

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「ソフトバンクビジネス」シリーズから、ユニークな本が出版された。タイトルのとおり、日本にいま、本当に必要な改革は何なのか、どのような未来絵図を描く必要があるのかを考える本である。日本を取り巻く、また日本が内在するリスクをとことん追及し、株高で沸き立つ昨今、あえて日本は落日の太陽に照らされていると主張する本書。そうした現状を、将来にわたる豊かさに転換する逆転の発想とは何か? 著者である赤城氏に聞いた。


赤城 稔氏


小泉首相は変革期のリーダーか
はたまた必然の露払いか


--小泉自民党が、ここまで圧勝すると思いましたか?

[赤城] 正直、「解散」となったときは、いい勝負なのかなと思っていました。それで、すぐに出た支持率のデータを見て驚きました。しかし、その後の成り行きを見ていて、ああ、これは圧勝になるだろうなと思い直し、後は疑いませんでしたね。なにしろ小泉氏には、選挙に勝つべき要素が全部備わっていましたから。わかりやすいスローガンの連呼、力強さ、笑顔そして活気、官軍というスタンス、体制側でありながら反体制というアピール、などですね。


--この本では、小泉首相を「時代の必然」のようにとらえていると思えるのですが。

[赤城] 当初、私も小泉首相に大いに期待をしていました。ただ、しばらくすると、それはちょっと違っていたのかなと思うようになりました。闇雲に小さな政府を志向することは、政府の役目をも放棄することになりかねないと思えたからです。また欧米追随にもうんざりしました。しかし、既存勢力や既成概念、利権構造などを壊さないと、その先がないわけでです。それを行う存在、いわば未来のための露払いのような存在として、小泉首相を時代が求めたのではなかろうかと思うようになったのです。


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