記事 市場調査・リサーチ 国内通信事業者セキュリティサービス市場が堅調、前年比19.9%増の3,303億円 2009/10/15 IDC Japanは14日、国内通信事業者のセキュリティサービス市場における2009年の見込みと、2013年までの予測を発表した。
記事 人件費削減・リストラ 「デモシカIT」から「これこそIT」へ:中堅・中小企業市場の解体新書(5) 2009/10/07 ITという情報武装率が中堅・中小企業でも高いことは、すでに本連載の第1回でも触れてきたが、「ITによる情報武装=経営に役に立つこと」、この常識は必ずしも通らない。今や企業経営や現場にとってITを活用することは前提になっているが、しかし旧来からの事務用機器や通信手段から置き換わっただけという指摘も多い。ならば「経営課題解決のためのIT」とは何かが問題だ。実際にその目的のためのIT活用も霞がかかってきており、外部からの情報提供や提案も枯れてきている。ましてや単なる「新たなITシステムの提案」もユーザー企業は受け取る機会も少なくなっており、そして販売店も提案できない(スキル不足)という閉塞感が漂っている。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 【インタビュー】 携帯電話通信網を利用した手頃な遠隔監視サービス「なんモニ」 2009/10/06 「なんモニ」は、モバイル通信モジュールを利用した無人監視サービスだ。ソフトバンクモバイルの通信網を利用し、独自のアプリケーションとセットでM2Mの環境をASPとして提供する。従来は大掛かりな仕組みが必要だった無人監視にモバイル通信技術を取り入れることで、利用のハードルを大きく下げることに成功している。柔軟なカスタマイズに対応しつつ低価格を実現したサービスの、開発舞台裏をのぞいてみた。
記事 経費精算・原価管理 【連載】ザ・コンサルティングノウハウ(11):生産性向上ノウハウ 2009/10/05 社内コンサルタントの育成を目指す企業が増えている。その狙いは、経営に資するIT戦略の策定や、コンサルティング営業による勝率・利益率の向上、グローバルグループ会社に対する本社支援力の強化などさまざまである。しかし多くの企業では、コンサルタントの育成はうまく進んでいない。この理由は、コンサルタントが、分析技法や方法論などの技術修得によって育成されるという誤解にある。コンサルタント育成に重要なのは、技術ではなくノウハウである。この連載では、コンサルティング会社の実態をもとにしたストーリー形式で、コンサルティングノウハウの存在とパワーを示す。
記事 クラウド クラウドの導入検討は時期尚早か?今、企業が考えるべきクラウド・ガバナンス--ITR 冨永裕子氏 2009/09/30 クラウド・サービスの導入について、アイ・ティ・アール(以下、ITR)シニア・アナリストの冨永裕子氏は「企業は、エンタープライズITベンダーに加え、プレゼンスの高まるコンシューマーITベンダーの活用も本格的に検討する時期に来ている」と指摘する。冨永氏にオンプレミスとクラウドの違い、プライベート・クラウドとパブリック・クラウドの違いについてそれぞれ解説いただいた。
記事 セキュリティ総論 【特集】安全・安心なIT環境づくりが企業を強くする 2009/09/29 景気低迷が長引く中、企業はITコストの削減を余儀なくされている。その一方で、情報システム部門が抱える課題は多い。2年目に突入した日本版SOX法対応をはじめ、多種多様化する攻撃への対策、社内犯行の抑止、生産性アップのための利便性向上などを、限られらた予算の中で実現しなければならない。本特集では、「リスクやコストに強いセキュリティ」をテーマに、多様なソリューションをご紹介する。(
記事 サーバ仮想化・コンテナ 【インタビュー】ポリシーベースでシステムの変化を監視・管理し、コンプライアンス維持をサポート 2009/09/29 9月16日、トリップワイヤ・ジャパンは、変更管理ソリューション「Tripwire Enterprise 7.6」を発表した。ソリューションの特徴、新バージョンの強化ポイント、コンプライアンス市場への取り組みなどについて、本社 International Sales Vice PresidentのRobert Kidd氏、Technical Director of InternationalのGavin Millard氏、トリップワイヤ・ジャパン 代表取締役社長の杉山富治郎氏の3名に話を聞いた。
記事 ガバナンス・内部統制・不正対策 【特集】ID・ログ管理からはじめる内部統制運用の効率化 2009/09/28 競争環境の激化、法令改正、グローバル化、市場の成熟化など、企業を取り巻く環境はますます変化を見せている。戦略的な組織改編や人事異動など「攻め」の変化が求められる一方で、コンプライアンスやCSR(企業の社会的責任)、セキュリティの視点に立てば、職務の権限掌握などはきちんとなされなければならない。本特集では、内部統制強化の側面から、特に重要なID/アクセス管理とログ管理について、最新の状況をご紹介する。
記事 ID・アクセス管理・認証 【インタビュー】ID/ログ管理には全社的な意識づくりとシステム連携を可能にするツールが欠かせない 2009/09/28 内部統制の重要性が叫ばれる一方で、不正アクセスやデータ漏えいなどの不祥事が後を絶たない現在、ID/ログ管理は企業におけるコンプライアンス上の最優先課題と言っても過言ではない。この分野に世界でもいちはやく取り組み、「Identity and Securityソリューション」を提供しているノベルに、ID/ログ管理の重要性と具体的な取り組みへのヒント、そして実際のツール製品などについて伺った。
記事 中堅中小企業・ベンチャー サーバ仮想化は中堅・中小企業こそ活用すべき:中堅・中小企業市場の解体新書(4) 2009/09/24 最近注目を集めているIT関連トレンドの一つに「仮想化」がある。「仮想化によってサーバの運用管理コストを大幅に削減」といった大企業における事例を目にしたことのある方も多いだろう。今回はこの仮想化について取り上げてみる。仮想化にはその対象によって、「サーバ仮想化」「ストレージ仮想化」「デスクトップ仮想化」など実に様々な種類がある。今回は最もわかりやすいサーバ仮想化に絞って話を進めることにする。
記事 ガバナンス・内部統制・不正対策 【対談インタビュー】IT全般統制への取り組みでは変更管理の自動化と効率化がカギになる 2009/09/18 「IT全般統制」において重要になっているのが変更管理への取り組みだ。しかしながら、変更管理が充分でないことが大きな課題となっている。今重要なのは、システムの変更管理を従来の人手から専用ソリューションを使って自動化・効率化する流れだ。今回は内部統制に詳しいコンサルタント 宍戸淑郎氏と、コンプライアンス/セキュリティ専用ソリューションで長い実績を持つトリップワイヤ・ジャパン 代表取締役社長 杉山富治郎氏に、変更管理を確実に行うためのポイントとソリューション選びについて語っていただいた。
記事 ID・アクセス管理・認証 【インタビュー】 個人情報保護法・日本版SOX法が施行された今、企業が取り組むべき「ログ管理・活用」 2009/09/16 コンプライアンスや内部統制、個人情報保護法など、企業を取り巻く法規制は、年々厳しさを増している。そうした中、企業活動を支えるITシステムのログに注目が集まっている。さまざまな規制への対応や情報漏えい対策などにおいて、ログの価値が再認識されてきたからである。ログをめぐる市場動向とNECが投入した「RSA enVisionTM powered by Express5800」を活用した統合ログ管理ソリューションの意義・特徴について、NEC 第一システムソフトウェア事業部 の内山佳洋氏と一宮隆祐氏に話を伺った。
記事 ID・アクセス管理・認証 【インタビュー】日本版SOX法施行2年目、新たな課題として浮上した特権ユーザ管理を包括的に解決 2009/09/16 日本版SOX法施行2年目に突入した本年、企業においては内部統制やコンプライアンスの重要性がますます高まりつつある。多くの企業で対策は進められているが、ここにきて新たな問題も見えてきた。その一例として、特権ユーザ管理が挙げられる。ID管理をめぐる市場動向とNECのID管理・アクセス管理ソリューションについて、NEC 第一システムソフトウェア事業部 主任 益子るみ子氏に話を伺った。
記事 情報漏えい対策 【インタビュー】 業務アプリケーションで利用が進む「Webブラウザ」からの情報漏えい対策は万全か? 2009/09/16 セキュリティの問題で最も身近な話題はやはり情報漏えいだろう。情報漏えいに対する“完全な対策”は存在しないが、多様な角度から対応方法を見直すことで、漏えいリスクを下げ、損害を最小化する手立てはある。ポイントは、自社のITシステムにおいて重要な情報がどこにあるのかを正確に把握し、重要度に応じて対策の優先順位をつけることだ。ここでは、情報漏えい対策をどのように考えるべきかを解説するとともに、その中でも対策が遅れている業務アプリケーションで用いられるWebブラウザ経由での情報漏えい問題に注目し、有効な解決方法について、NECソフト セキュリティシステム事業部 セキュリティセールスマネージャー 鈴木 弘芳氏と天田めぐみ氏に話しを伺った。
記事 システム開発総論 【栗原潔氏インタビュー】 コスト削減のためのマイグレーション 忘れてはならないポイントとは? 2009/09/11 コスト削減というキーワードは、いつの時代にも注目されないことがないキーワードだが、今年の注目度合いは特別なのだと語るのは、テックバイザージェイピー 代表取締役を務める栗原潔氏。いかに現状のレベルを下げることなく、できれば改善を伴いつつITコストを削減できるか、各企業の経営者、IT担当者は真剣に悩んでいることだろう。この2009年にどのようなITの見直しに取り組むべきか、栗原氏に話をうかがった。
記事 セキュリティ総論 【連載】情報セキュリティの投資対効果を追求する(17)まず現状どの程度対応可能か把握、レビューする 2009/09/10 これまで、情報セキュリティの分野において投資対効果を論じることはタブーとされてきた。その結果として管理策を導入していながら事故を起こしてしまうケースが続発しているのは、ご存じのとおりだろう。ここにきて、情報セキュリティの分野において“有効性”というキーワードが注目されるようになってきた。何のための情報セキュリティなのか、ローブライトコンサルティング 代表取締役 加藤道明氏が論じる。第17回は、ビジネスインパクト分析とリスクアセスメントの要点と、その導入にあたってのコツについて考察する。
記事 その他 中小企業、今そこにあるリスクをどうするのか?:中堅・中小企業市場の解体新書(3) 2009/09/09 当連載の1回目で触れたように、中小企業であっても「インターネット、ブロードバンド」は9割以上の導入率を誇る。つまり快適なネットワークインフラは、ほぼ整備されていることになる。それはすなわち「情報は簡単に手に入る」ことを意味すると同時に、「情報が簡単に出ていく」ということも意味している。そこで今回は、便利さと安さで導入が進んだ中堅・中小企業のITのリスク面について考えたい。事業継続という大きな命題でみたときにも、最も身近で起こりつつある「リスクとしての情報セキュリティ」について、中堅・中小企業はどのように見ているのだろうか。
記事 人材管理・育成・HRM 【連載】ザ・コンサルティングノウハウ(10):大原則 2009/09/04 社内コンサルタントの育成を目指す企業が増えている。その狙いは、経営に資するIT戦略の策定や、コンサルティング営業による勝率・利益率の向上、グローバルグループ会社に対する本社支援力の強化などさまざまである。しかし多くの企業では、コンサルタントの育成はうまく進んでいない。この理由は、コンサルタントが、分析技法や方法論などの技術修得によって育成されるという誤解にある。コンサルタント育成に重要なのは、技術ではなくノウハウである。この連載では、コンサルティング会社の実態をもとにしたストーリー形式で、コンサルティングノウハウの存在とパワーを示す。
記事 個人情報保護・マイナンバー 日本版SOX法対応だけでは不十分?「エンドポイント偏重」対策から脱却し、企業の重要情報を守る 2009/09/03 不況で新たなIT投資が厳しい中でも手を抜けないのがセキュリティ対策だ。各社がより高いセキュリティを実現しようと様々な手段を講じているにもかかわらず、情報漏えいを報じるニュースは増加し、深刻化している。こうした問題に対して、投資コストを低く抑えつつ、効果的に対処するためには、どのような視点で取り組めばいいのだろうか。
記事 市場調査・リサーチ 2008年のERP市場、シェアトップはSAP 2009/09/02 IDC Japanは、2008年の国内アプリケーション市場規模を前年比8.0%増の1,763億2,600万円と発表した。
記事 ITコスト削減 【インタビュー】レンタルサーバの新常識、「マネージド専用サーバ」がお得なワケ 2009/08/27 昨今、企業のサーバを取りまく選択肢には、自社サーバだけではなく、レンタルサーバやホスティングなど、各企業のインターネット利用形態に合わせて選べるサービスが豊富に出揃っている。しかし、自由に選べる一方で、適切な選択ができなければ余分なコストになってしまう恐れもある。2009年8月に新サービス「エントリービズ」の提供を開始したばかりのファーストサーバ 販売推進部 部長 土山俊廣氏に、適切なサーバ選択基準や昨今の事情について話をうかがった。
記事 グループウェア・コラボレーション コラボレーティブアプリケーション市場、フロントエンドとバックエンドの融合進む 2009/08/27 IDC Japanは、2008年のコラボレーティブアプリケーション市場の市場規模を発表した。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 悪質なリンクは508%増、PDFへの攻撃がOffice対象上回る--米IBM調査 2009/08/27 米IBMのセキュリティ研究機関「X-Force」は26日(現地時間)、Webのセキュリティ動向について調査レポートを発表した。
記事 中堅中小企業・ベンチャー どの業務にSaaSを活用するべきかを判断するのに役立つ3つのポイント:中堅・中小企業市場の解体新書(2) 2009/08/20 SaaSとは、ハードウェアとソフトウェアの購入や各種作業を不要にし、利用可能になった状態のソフトウェアを「サービス」として提供できるようにしたものだ。認知度が低いなど、いくつかの課題を抱えているもの、新しい選択肢として確かにその流れは定着しつつある。SaaSを活用することは、今後のIT活用の成否、引いては企業の業績を大きく左右するといっても過言ではない。今回はそのためのヒントとして、SaaSを活用する3つのポイントをご紹介しよう。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE Webサイトの最新セキュリティ動向、セキュアサイトを構築するために--NRIセキュアテクノロジーズ櫻井厚雄氏 2009/08/19 EC(電子商取引)の活性化などを背景に、Webサイトにおけるセキュリティ対策は極めてクリティカルな問題になっている。音楽機器の通販サイトや芸能プロダクションの通販サイトへの攻撃によるクレジットカード情報の流出などが後を絶たない状況だ。NRIセキュアテクノロジーズ(以下、NRIセキュア)の「Webサイトのセキュリティ診断:傾向分析レポート2009」(2008年4月1日~2009年3月31日)によれば、「致命的な欠陥があるWebサイトの割合は前回調査よりわずかながら減少しているものの、依然として解決されずに放置されている課題も残っている」という。クレジットカード情報や個人情報など、重要な情報を取り扱うWebサイトの抱える問題やその対策方法について、同社 テクニカルコンサルティング部のセキュリティコンサルタントである櫻井厚雄氏に解説いただいた。
記事 クラウド SIerはなぜSaaSではなくクラウド訴求なのか、2.2%しか利用されていないSaaSの今後--矢野経済 忌部 佳史氏 2009/08/13 SaaSの利用が極めて少ないという調査結果が出た。一時は大きく騒がれたSaaSだが、今や「クラウドコンピューティング」という、より大きなキーワードに飲み込まれつつあり、同調査でも今後の利用見込みには厳しい評価が下されている。一方で、調査に携わった矢野経済研究所の忌部佳史氏は、SaaSへの流れは止められないとポジティブな見通しを示す。忌部氏に、SaaSとクラウドコンピューティングの将来について伺った。
記事 データベース データベース・ログ管理市場、前年比約4割増の大躍進 2009/08/11 アイ・ティ・アール(ITR)は11日、国内のセキュリティ・ログ管理製品6分野の市場規模および動向を調査した結果を発表した。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 国内企業の中小企業を一体誰が救うのか?:中堅・中小企業市場の解体新書(1) 2009/08/07 十把一絡げにされがちな「中堅・中小企業(SMB=Small Medium Business)」だが、実際はそんな雑駁な括りで語れるほど単純な市場構造にはなっていない。安易に扱われることも多い日本の「中堅・中小企業の経営者とそのIT担当者」の現状を体系立てて分析するとともに、どのような課題に直面し、それをどのように解決すればよいのか、その展開のヒントになる言葉をお送りしたい。