記事 IT業界・ITベンダー ついに契約件数「大台突破」の楽天モバイル、それでも黒字化を阻む「ある数字」とは ついに契約件数「大台突破」の楽天モバイル、それでも黒字化を阻む「ある数字」とは 2024/11/04 22 先月21日、ついて契約回線数800万件突破を公表した楽天モバイル。黒字化達成の1つの「目安」とされている数字を突破したことで、長らく続いた同事業の赤字もいよいよ終わりを迎え、楽天グループ財務状況も改善に向かうのかと思いきや、事態が好転するにはまだまだ時間がかかるかもしれません。楽天モバイルの黒字化や同グループの財務状況の健全化に立ちふさがる壁とは何か。企業アナリストの大関暁夫氏が解説します。
記事 コンプライアンス総論 総務省が「ガチギレ」のLINEヤフー、ネイバーとの決別が“いばらの道すぎる”ワケ 総務省が「ガチギレ」のLINEヤフー、ネイバーとの決別が“いばらの道すぎる”ワケ 2024/07/23 2023年11月に発覚したLINEヤフーの個人情報漏えい問題。総務省が今年3月と4月の2回にわたって行政指導を行う異例の対応を行い、親会社のネイバーとのシステム分離や資本関係の見直しなどを求めました。LINEヤフーは、先月開いた第4四半期の決算会見で、ネイバーへの業務委託の撤廃を公表したものの、資本関係の見直しについてはまだ具体的な目途は立っていません。ネイバーとの「決別」は果たして成功するのか。企業アナリストの大関暁夫氏が解説します。
記事 IT戦略・IT投資・DX ITアウトソーシングはなぜ失敗するのか? ガートナーが教える必須3要件とスイカSLA ITアウトソーシングはなぜ失敗するのか? ガートナーが教える必須3要件とスイカSLA 2024/06/11 IT関連の業務を外部委託する、ITアウトソーシング。日本ではSIer(システムインテグレーター)にアウトソーシングすることも多く、人材不足の解決などのメリットもある手法だが、効率面やコスト面で利用企業の期待に添わない結果となることも多い。ベンダーの「言いなり」になったり、逆にこちらの要求を押し付けるのではなく、委託先と適切な関係を築いて効果的なアウトソーシングを行うためにはどうすればよいのか。ガートナーが、成功のための「3要件」を解説する。
記事 株式・債券市場・資金調達 今お買い得「テクノロジー銘柄」トップ7社はどこ? 強みや今後の展望までプロが詳解 今お買い得「テクノロジー銘柄」トップ7社はどこ? 強みや今後の展望までプロが詳解 2024/04/10 人工知能(AI)熱が高まる中、情報技術(IT)セクターは圧倒的に割高ではある。だが、その中でも株価が魅力的な銘柄はある。テクノロジー銘柄で今割安な上位7銘柄を紹介する。
記事 IT業界・ITベンダー 富士通が爆速で進める「DX×SDGs」、スパコン富岳やAIなど活用、「3施策」の凄い中身 富士通が爆速で進める「DX×SDGs」、スパコン富岳やAIなど活用、「3施策」の凄い中身 2024/03/14 3 2023年12月19日に政府が4年ぶりに改定した「SDGs実施指針」が発表され、その中で企業のSDGs達成において重要視されているのがDX推進です。中でも富士通は、ITやAI技術を駆使したSDGsの取り組みを進めています。他社との共創を通じて具体的な成果を上げ、それをSDGsの目標に結びつけながら積極的に取り組んでいます。本稿では、スーパーコンピューター「富岳」やAI、ブロックチェーンなどを活用した、SDGsへの取り組みについてご紹介します。
記事 IT業界・ITベンダー 米メタ「好業績の数字」に隠れた“残念な兆候”、一部投資家がガッカリの理由 米メタ「好業績の数字」に隠れた“残念な兆候”、一部投資家がガッカリの理由 2024/03/08 フェイスブックなどを運営する米国IT大手メタの業績が急回復している。米アップルも5四半期ぶりの増収増益となった。IT業界は再び成長に向けて動き出したかに見えるが、増益はコスト削減に支えられている面が大きい。メタもいよいよ配当を開始するなど、成長産業としての役割が終焉する兆しも見えている。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 ガソリン車全廃は「地獄へのシフト」、トランプ大統領復活でEV・テックはどう変わる? ガソリン車全廃は「地獄へのシフト」、トランプ大統領復活でEV・テックはどう変わる? 2024/03/06 米国時間の3月5日火曜日、米大統領選挙は候補者選びのヤマ場を迎える。共和党の最有力候補は前大統領のドナルド・トランプ氏だ。米国では、11月の本選でも勝利するのはほぼトランプ氏になるだろう(ほぼトラ)との見方が強まっている。同氏のテクノロジー分野における不規則発言が目立つが、大統領に返り咲いた場合、半導体やEV、再エネ電力網、デジタルドル、SNS、中国とのIT競争などテクノロジー分野でどのような政策を実施するのか。最新の発言や、1期目の「実績」を基に予測する。
記事 株式・債券市場・資金調達 王者アップル超えに隠れる「マイクロソフトの不安材料」、時価総額の意外な行方とは 王者アップル超えに隠れる「マイクロソフトの不安材料」、時価総額の意外な行方とは 2024/02/08 生成AIブームの波に乗るマイクロソフトが1月、時価総額の世界番付で従来の王者であるアップルを抜いた。理由について米メディアは、「マイクロソフトは、AIサービスやクラウド上でのソリューションで今後も大きな成長が見込める。それに対しアップルは、iPhoneの売上伸び率の減速が予想される上、成長の源であったApple Watchも規制強化で減少する可能性がある」と評した。本当にこのまま、アップルが低迷し、マイクロソフトは無敵となってゆくのか。
記事 人材管理・育成・HRM テック業界の人気“就職先ランキング”、1位はGAFAMでない「あの企業」、その秘訣とは テック業界の人気“就職先ランキング”、1位はGAFAMでない「あの企業」、その秘訣とは 2024/01/05 米テック業界で仕事を得るのは狭き門だが、その競争はますます苛烈になっている。そうした中、米IT大手各社への求人応募人気ランキングが明らかになった。意外なことに、最も人気なのはGAFAMではなく日本でも有名な「あの企業」であった。このランキングからIT各社の企業文化や米労働市場について何が読み取れるのか、分析する。
記事 クラウド Google Cloudの上半期3大ニュースまとめ、生成AIとクラウドサービスのゆくえ Google Cloudの上半期3大ニュースまとめ、生成AIとクラウドサービスのゆくえ 2023/07/24 早くも2023年の上半期が終了した。GAFAM(グーグル、アマゾン、メタ、アップル、マイクロソフト)を中心とした米巨大IT企業のレイオフが年初に話題になり、IT株の低迷が深刻化していたが、半期が終わってみればすでに一部切り返しており、アルファベット(グーグルの親会社)の株価は年初来で3割以上も上昇している。今や話題の中心はジェネレーティブAI(生成AI)となり、世界でAI論争が巻き起こっている。ここでは、特にGoogle Cloudに焦点を当て、クラウドをめぐるAWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureとのプラットフォーム競争のゆくえを占う。
記事 IT業界・ITベンダー なぜマイクロソフト新社長はコンサルタント? 大規模人員削減と新人事から見える今後 なぜマイクロソフト新社長はコンサルタント? 大規模人員削減と新人事から見える今後 2023/02/01 米マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは1月18日、世界的なニュースとなった1万人の人員削減を明言した従業員宛てのメモの最後に、次のように記した。「2023年の始まりという時期を考えると、業界にとってもマイクロソフトにとってもショータイムです」。人員削減の理由を、コスト構造を収益と顧客の需要に合わせるためだと語る。一方、1週間前の1月11日には、2022年7月1日の吉田仁志前社長の退任以来、長らく空席だった日本マイクロソフトの社長に、戦略コンサルのボストン コンサルティング グループ(BCG)などで要職を歴任してきた津坂美樹氏が就任すると発表した。米IT業界に訪れている構造転換の兆しと日本マイクロソフトの役員人事は一体と見る必要がある。
記事 IT業界・ITベンダー 内製化トレンドで「オープンソース活用」企業が増加、問われるベンダー・SIerの真価 内製化トレンドで「オープンソース活用」企業が増加、問われるベンダー・SIerの真価 2022/06/20 DX(デジタルトランスフォーメーション)や攻めのITを目指して、外部のIT企業の力を借りることなくOSS(オープンソースソフトウェア)やクラウドサービスをアジャイルに組み合わせてサービスを開発する企業が増えています。こうした変化に伴って、OSS推進団体が掲げてきた「OSSの利用促進」という錦の御旗やそれに基づく活動も、今後、修正が必要になってくるかもしれません。今回は、OSSに関わるプレーヤーの変化とOSS推進団体の今後の在り方を考えてみます。
記事 ITコスト削減 ITベンダーとの交渉、「IT調達」で重要な10のポイントをガートナーが解説 ITベンダーとの交渉、「IT調達」で重要な10のポイントをガートナーが解説 2020/01/24 企業でIT製品やサービスの調達を担うマネージャーには、ITベンダーとの交渉でコストを最適化させなければならないというミッションがある。交渉を進める上で必要な要素や情報の取り扱いと生かし方、具体的なコミュニケーションにはどのようなノウハウがあるのか。ガートナーのシニア ディレクター アナリスト、マリー・シエンコフスキー氏がIT調達における10のポイントを解説する。