記事 ステーブルコイン 金融庁と日本銀行が語るステーブルコインとCBDC、「中の人」の視点とは? 金融庁と日本銀行が語るステーブルコインとCBDC、「中の人」の視点とは? 2024/11/12 18 2023年の暗号資産税制改正では、自己発行自己保有分の暗号資産が法人税の期末時価評価課税の対象外となった。さらに、発行者以外の法人が保有する暗号資産についても、期末時価評価課税の見直しが検討され、令和6年度税制改正に向けた要望が提出された。暗号資産の中期的な発展には何が必要か? 前金融庁総合政策局参事官(信用制度担当)大来志郎氏と日本銀行決済機構局FinTech副センター長 鳩貝淳一郎氏が対談した。
記事 ステーブルコイン 結局、ステーブルコイン・暗号資産はどう変わった? 金融庁と日本銀行が語る胸のうち 結局、ステーブルコイン・暗号資産はどう変わった? 金融庁と日本銀行が語る胸のうち 2024/11/07 22 2023年に金融庁は、ステーブルコインと暗号資産に関する法改正により、金融イノベーションの促進を図った。新制度により、銀行や資金移動業者、信託会社などがステーブルコインの発行を可能とし、利用者保護やマネーローンダリング防止対策を強化したのだ。この法制が決まった背景やその際の考えなどについて前金融庁総合政策局参事官(信用制度担当)大来 志郎氏と日本銀行 決済機構局FinTech副センター長でデジタル通貨検証グループ長の鳩貝 淳一郎氏が対談した。
記事 ブロックチェーン・Web3 成長率がスゴすぎる「RWA」、“現実世界資産”のトークン化市場が伸びるワケ 成長率がスゴすぎる「RWA」、“現実世界資産”のトークン化市場が伸びるワケ 2024/05/15 1 ブロックチェーンに代表される分散型台帳技術の登場により、株式や債券、不動産やコモディティ、アートやワインなど、現実世界の資産(Real World Asset:RWA)のデジタル化、トークン化が急速に進展している。多様な資産がデジタル化されることを通じて、従来の伝統的な資金調達手法を補完するオルタナティブ・ファイナンス(補完金融)の仕組みが拡大しており、既存の資本市場が取り扱っていた領域が大きく拡張しつつある。特に日本において急拡大しているデジタル証券(セキュリティトークン)の動向と今後の可能性について、野村総合研究所 未来創発センター デジタルアセット研究室長が解説する。
記事 ブロックチェーン・Web3 【NRI調査】デジタルアセット投資家の「意外過ぎる」金銭的リターンより重視するもの 【NRI調査】デジタルアセット投資家の「意外過ぎる」金銭的リターンより重視するもの 2024/02/28 2023年12月、大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)にてデジタル証券の二次流通市場「START」がオープンした。2024年からは不動産・インフラや嗜好品・コンテンツなど幅広いオルタナティブ資産が次々とデジタル証券化されるだろう。デジタルアセットに関心を持つ投資家は従来とどのように異なるのか。そして資産市場にどのような影響を及ぼすのか。野村総合研究所 未来創発センター デジタルアセット研究室長が解説する。
記事 ステーブルコイン 世界で唯一法制度化された日本のステーブルコイン、海外よりも「勝機アリ」のワケ 世界で唯一法制度化された日本のステーブルコイン、海外よりも「勝機アリ」のワケ 2024/02/08 日本のステーブルコインに関する法律が変わった。これにより、「金融機関も含めて千載一遇のチャンス」と語るのはProgmat代表取締役 Founder and CEO 齊藤達哉氏だ。一方、海外のドルペッグ型のテザー(USDT)などの規模感から見れば、法改正後も日本のステーブルコインに大きな動きが出ているとは言い難い。なぜ日本のステーブルコインに可能性があるのか。齊藤氏のほか、Japan Open Chainファウンダー 稲葉大明氏、みずほフィナンシャルグループ 執行理事 デジタル企画部 部長 藤井達人氏、finoject 代表取締役 三根公博氏(モデレーター)らがステーブルコインの未来を展望した。
記事 ステーブルコイン 【徹底討論】ステーブルコインに「固有の課題はない」、では何が妨げになっているのか 【徹底討論】ステーブルコインに「固有の課題はない」、では何が妨げになっているのか 2024/02/06 金融業界の次なる変革のトリガーとして、ステーブルコインが注目されている。安定した価値を実現するように設計されたこの暗号資産は、個人から法人まで幅広い人々の金融取引に影響を与え、銀行ビジネスの未来も塗り替える可能性を持つが、日本で大きなうねりになっているとは言い難い。第1回に引き続き、Japan Open Chainファウンダー 稲葉大明氏やProgmat代表取締役 Founder and CEO 齊藤達哉氏、みずほフィナンシャルグループ 執行理事 デジタル企画部 部長 藤井達人氏、finoject 代表取締役 三根公博氏(モデレーター)らが、ステーブルコインがもたらす可能性と課題などを語り合った。
記事 暗号資産・仮想通貨 暗号資産での資金洗浄を止める「トラベルルール」まとめ、運用の論点と今後の展開とは? 暗号資産での資金洗浄を止める「トラベルルール」まとめ、運用の論点と今後の展開とは? 2023/11/16 暗号資産を使ったマネーロンダリングやテロ資金供与に対応、FATF(Financial Action Task Force)の規定を遵守するために2023年6月に実施されたトラベルルールの内容を概観するとともに、導入でみえてきた課題と、今後発行予定のステーブルコインにも適用される点をおさえておきたい。
記事 ステーブルコイン 用途少なすぎ?「ステーブルコイン」発行しても…商売チャンスは“ほぼナシ”と言える理由 用途少なすぎ?「ステーブルコイン」発行しても…商売チャンスは“ほぼナシ”と言える理由 2023/06/13 日本円など、法定通貨を裏付け資産とするステーブルコインが日本で発行できるようになった。ビジネス機会の拡大が期待されるが、ステーブルコインには大きなニーズがないとする冷めた見方もある。実際のところ、どのようなビジネスが期待できるのだろうか。
記事 金融規制・レギュレーション 日本・中国の事情を徹底比較、CBDC発行「相性の良い国」の特徴とは? 日本・中国の事情を徹底比較、CBDC発行「相性の良い国」の特徴とは? 2022/10/19 前回の記事では、デジタルマネーの技術的な理解に基づき、ステーブルコイン、デジタルマネー、CBDCの違いを整理しつつ、有望なユースケースを紹介した。今回は国内外の環境を踏まえて、中央銀行のCBDC発行などを含め今後日本が採るべき戦略について検討する。記事の前半では、国内事業を踏まえリテール領域の今後について考える。後半はグローバル環境を踏まえ、ホールセール領域について考察する。
記事 ステーブルコイン 三菱UFJ信託銀「Progmat(プログマ)」担当に聞く、ステーブルコイン参入と規制動向 三菱UFJ信託銀「Progmat(プログマ)」担当に聞く、ステーブルコイン参入と規制動向 2022/08/17 改正資金決済法が6月に成立したばかりですが、政府はパーミッションレス型(パブリック型・自由参加型)ブロックチェーンを対象とした新たな規制枠組みの構築を検討しています。事業者側でも三菱UFJ信託銀行がブロックチェーン用プラットフォーム「Progmat(プログマ)」を通じ独自のコイン発行を目指すなど新制度施行に向けた準備が進んでいます。一方で5月のテラUSD暴落を経て、金融庁の研究会ではステーブルコイン普及の意義そのものに懐疑的な意見も聞こえました。なぜ今、ステーブルコイン分野に参入するのか。国内市場の将来をどう見通しているのか。同社デジタル企画部のProgmat担当プロダクトマネージャー、齊藤達哉氏に聞きました。
記事 ステーブルコイン CBDCの最新動向を解説、コンテストからみる「特性と課題」とは? CBDCの最新動向を解説、コンテストからみる「特性と課題」とは? 2022/08/05 現在、世界の中央銀行の9割近くが何らかの形で発行に向けて検討を進めている中央銀行デジタル通貨(CBDC)。内外でのCBDC導入をめぐり関心が高まっているが、ユーザー側の議論が出遅れている感が強い。CBDCの日常的な利用イメージや新しい利用方法を議論するべく開催された「CBDCアイデアコンテスト」(主催:FINOLAB)からみえてきた、CBDCの特性と解くべき課題を世界の最新動向とともに解説する。
記事 ステーブルコイン ステーブルコインの移転上限は100万円? 業界団体と有識者による「意見衝突」の詳細 ステーブルコインの移転上限は100万円? 業界団体と有識者による「意見衝突」の詳細 2022/07/05 ステーブルコインなどの規制枠組みについて議論し、将来的な法整備の方向性を決定づける金融庁の「デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会」。6月20日に開かれた会合では、事務局の金融庁側が、海外で発行されたステーブルコインの国内取引を認める際の要件を提示しました。これに対してFintech協会と日本暗号資産取引業協会は過度なルール強化に反発。両業界団体と、ステーブルコイン普及の意義そのものに懐疑的な考えを持つ一部の有識者メンバーの間にも意見の衝突がみられました。激論が交わされた会合の模様を伝えます。