• 2025/04/18 掲載

全国コアCPI、3月は+3.2%に加速 食料品がさらに上げ幅拡大

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Takahiko Wada

[東京 18日 ロイター] - 総務省が18日発表した3月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は前年比3.2%上昇だった。伸びは前月の3.0%から加速し、4カ月連続で3%台。生鮮食品を除く食料の伸び率がさらに拡大した。

コア指数の伸び率は事前予想の3.2%と一致した。

生鮮を除く食料は6.2%上昇し、前月の伸び率(5.6%)を上回った。8カ月連続で伸びが拡大。コメの価格高騰が続き、コメ類は92.1%上昇して1971年1月以降で最大の伸び率を更新した。うるち米(コシヒカリを除く)も92.5%上昇で、76年1月以降で最大の伸び率を更新。このほか、人件費や物流費の上昇で3月に価格改定されたハンバーガー(外食)は5.7%上昇、鳥インフルエンザの影響で鶏卵は5.6%上昇となった。

宿泊料は6.6%上昇に加速した。訪日観光客の宿泊需要の拡大が追い風。

一方、エネルギー価格は6.6%上昇で、前月の6.9%上昇を下回った。電気代は8.7%上昇、都市ガス代は2.0%上昇でいずれも前月から伸びが鈍化。政府の電気・ガス料金負担軽減支援事業で、総合指数は0.33%ポイント押し下げられた。

コア対象522品目のうち、上昇が414、下落が73、変わらずが35。上昇品目は前月の405を上回った。

2024年度平均のコアCPIは前年度比2.7%上昇と、2年連続で伸びが鈍化した。

3月の生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は2.9%上昇し、前月の2.6%上昇を上回った。総合指数は3.6%上昇と、前月の3.7%上昇を小幅に下回った。ブロッコリー、トマト、イチゴの価格が下落するなど、生鮮食品の伸び率が鈍化したことが要因。

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