- 2025/04/18 掲載
マツダ、米国でカナダ向け生産を一時停止 関税リスク回避で
[東京 18日 ロイター] - マツダは18日、スポーツ多目的車(SUV)「CX━50」を生産している米アラバマ州の工場でのカナダ向けの生産を5月12日から一時停止すると明らかにした。トランプ米政権の関税政策によるリスクを回避するため。停止期間は明らかにしていない。
マツダの広報担当は、カナダ向けCX━50の生産について関税の影響で一時停止する方針だが、「中長期的に止めるわけではない。市場動向を見ながら柔軟に対応する」と説明。また、カナダには在庫もあるため、当面の間、販売には「影響しない」と話している。
2024年のカナダの販売台数全体は約7万2000台で、このうちCX━50は約15%を占めた。
アラバマ工場はトヨタ自動車との共同出資で建設。マツダは現在、同工場でCX━50のみを生産しており、カナダ向け以外のCX━50の生産は続ける。
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