ディスコ、4ー6月期3割弱の営業減益に　出荷額は前四半期比1割増

［東京　１７日　ロイター］ - 半導体製造装置のディスコは１７日、２０２５年４ー６月期の営業利益が前年同期比２８．７％減の２３８億円になる見通しと発表した。ＩＢＥＳがまとめたアナリスト４人の予想平均値３８８億円を下回った。

純利益は同２９．６％減の１６７億円を見込む。出荷額は前四半期比で１割増え、１０２０億円を予想している。

今年度は量産用途の設備投資に動きがみられず、消耗品の動向を注視しているとした。生成ＡＩ（人工知能）向けは需要が継続し、装置の出荷が継続するとみている。

２５年３月期の連結営業利益は前年同期比３７．３％増の１６６８億円だった。期末配当は１株２８９円に決定した。中間配当と合わせ、年間は１株４１３円とした。