- 2025/03/24 掲載
英製造業受注指数、1─3月は再び低下 コスト増控え心理悪化=CBI
4月の増税と賃上げが心理を圧迫している一方、欧州での防衛支出拡大が見込まれることから上向き傾向の企業もあるという。
CBIの主任エコノミスト、ベン・ジョーンズ氏は「英製造業の状況は依然低迷している。航空宇宙と防衛部門を中心に一部に好調な部門があるものの、多くの企業は引き続き受注低迷を報告している」と述べた。
また、製造業者は4月に行われる雇用主負担の社会保障費と最低賃金の引き上げを前に、顧客が設備投資に不安を持っていると報告していると指摘した。
CBIの3月受注残指数はマイナス29と2月のマイナス28から低下し、長期平均のマイナス13を大きく下回った。
輸出受注残指数はマイナス29と、マイナス36から改善して4カ月ぶり高水準となったが、なお平均は下回った。
PR
PR
PR