- 2025/03/17 掲載
米関税で不確実性増大、金融政策の判断難しく=ECB副総裁
副総裁はスペインラジオ局のインタビューで、米関税政策による不確実性の増大が「将来の決定に関する明確性を低下させている。わずか6カ月前よりかなり不透明な状況だ」と述べた。
インフレ率がECB目標の2%に達する見通しについて、エネルギー価格の上昇によりこれまで予想されていた今年半ばから、おそらくは2026年の第1四半期に後ずれすると指摘。ただ「全てが正しい方向に進んでいる」と語った。
関税による消費者物価への直接的な影響は、長期的には経済活動の鈍化によって相殺される可能性があるとの見方を示した。
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