- 2025/03/18 掲載
米3月住宅建設業者指数39に低下、7カ月ぶり低水準=NAHB
トランプ米政権が打ち出している関税措置の影響で建設コストが押し上げられたことが背景。ロイターがまとめたエコノミスト予想は42だった。
3月の指数の低下で、昨年11月の米大統領選でトランプ氏が当選した後の上昇分が全て帳消しになった。消費者信頼感などの信頼度を示す他の指標も同様に低下している。
NAHBの主任エコノミスト、ロバート・ディーツ氏は「建設業者は関税措置による追加的なコスト圧力に直面している」と指摘。「建設業者は関税措置による全般的なコスト面の影響は、住宅1戸当たり9200ドルになると見積もっている」とし、「開発業者と住宅購入者の双方に、政策の不確実性によるマイナスの影響が及んでいる」と述べた。
現在の販売状況を示す指数は43と、前月から3ポイント低下し、23年12月以来の低水準を付けた。向こう6カ月間の販売予測を示す指数は47と、前月から横ばいだった。
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