- 2025/02/28 掲載
24年宿泊者、過去最多=訪日客が押し上げ―観光庁
観光庁は28日、2024年の宿泊旅行統計調査の速報値を発表した。国内のホテルや旅館の宿泊者は前年比5.3%増の延べ6億5028万人で、2年連続で過去最多となった。インバウンド(訪日客)が増加し、全体を押し上げた。
外国人宿泊者は同38.9%増の1億6360万人。24年の訪日客数が年間で最多となったことを受け、大幅に増えた。一方、日本人は同2.6%減の4億8668万人だった。
都道府県別では東京都、大阪府、北海道の順に多かった。伸び率が最も大きかったのは石川県で同36.0%。訪日客が急増したことが主な要因とみられる。ただ、三大都市圏(東京、愛知、大阪など8都府県)で外国人宿泊者全体の約7割を占め、地方への誘客が今後の課題となる。
宿泊者の国・地域別では中国が最多で、台湾、韓国、米国が続いた。
客室稼働率は同3.5ポイント増の60.5%だった。
【時事通信社】
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