- 2025/02/18 掲載
「できるだけ早く再稼働を」=柏崎刈羽原発を初視察―IAEA事務局長
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は18日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)を初めて視察した。冒頭、グロッシ氏は「日本や東電にとって、できるだけ早く再稼働することが重要だ」とあいさつ。同氏は、同原発の稲垣武之所長から説明を受けながら、緊急車両の駐車場や周辺防護区域の入場ゲートを見て回った。
グロッシ氏は視察後に取材に応じ、同原発について多くの安全対策が取られていると評価。再稼働に対し地元住民から不安の声が上がっていることに関しては「(福島第1原発の)事故があったことから地元の方々の感情は理解できるが、東電は安全を強化するため長いプロセスを模範的に実施しており、再稼働できるという根拠はあると確信している」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕緊急車両の駐車場で説明を受ける国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(右から2人目)=18日午後、新潟県の東京電力柏崎刈羽原発
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