- 2025/02/07 掲載
三菱ケミカルG、田辺三菱製薬を米ベインに売却 約5100億円
[東京 7日 ロイター] - 三菱ケミカルグループは7日、医薬品子会社の田辺三菱製薬を米投資ファンドのベインキャピタルに売却すると発表した。売却額は約5100億円。これにより、2026年3月期第2・四半期に約950億円の譲渡益を計上する。
三菱ケミGは昨年11月に発表した2036年3月期までの長期ビジョンで事業ポートフォリオの変革の方針を掲げ、田辺三菱が手掛ける医薬品事業についてベストパートナーを探すとしていた。
三菱ケミGが6日に開示した24年4─12月期の医薬品事業の業績は、売り上げ収益が前年同期比3%増の3491億円だった。一時的な損益を除いたコア営業利益は同2%減の545億円で、全体の2割強を占めた。
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