- 2025/01/30 掲載
FRB金利据え置き=識者談話
◇様子見姿勢続く
TDエコノミクスのシニアエコノミスト、ジェームズ・オーランド氏の話
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げの一時休止は想定通りだった。市場はFRBが春まで政策金利を据え置くと予想している。トランプ大統領の政策がFRBの決定に影響を与えているものの、主な判断材料が経済の強さであることに変わりない。経済成長が弱くなり始めたと見受けられない限り、FRBの様子見姿勢が続くとみられる。
◇次回会合で利下げも
パンセオン・マクロエコノミクスの主任米国エコノミスト、サミュエル・トゥムズ氏の話
米連邦準備制度理事会(FRB)は大方の予想通り政策金利を据え置いた。市場は今回の連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を、金融緩和にやや慎重と受け止めたようだが、そうした解釈を正当化する文言はない。声明は(次回のFOMCが開かれる)3月の利下げの可能性を排除せず、当社は利下げ予測を堅持している。
【時事通信社】
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