- 2025/01/30 掲載
FRBが金利据え置き、声明からインフレ「進展」の文言削除
[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.25─4.50%に据え置くと決定した。決定は全会一致。今後の利下げ時期についてはほとんど手がかりを示さなかった。
インフレ指標が数カ月にわたり横ばいで推移する中、FRBは今回のFOMC声明から、インフレ率は2%の目標に向けて「進展」しているとの文言を削除。代わりに物価上昇率は高止まりしていると指摘した。
FRBは声明で、経済活動は引き続き堅調なペースで拡大しているとし、失業率はこのところ低水準で安定し、労働市場は引き続き堅調との認識を表明。FF金利誘導目標の一段の調整の程度とタイミングについては、入手されるデータ、見通しの変化、リスクバランスを慎重に評価するとした。
PR
PR
PR