- 2025/01/30 掲載
ヘッジファンドにもディープシーク・ショック、銘柄選択型1.1%安
ヘッジファンドの調査を手がけるバークレイヘッジのデータによると、27日の下落相場に伴う損失は数十億ドルとみられる。
2024年は年15%の上昇を確保したファンドにとって、1日としては大幅な下落率となった。一方、アルゴリズムに基づき投資するヘッジファンドは27日に1.7%上昇した。
ゴールドマンによると、銘柄選択型ヘッジファンドのリターンは年初からは1.5%上昇している。銘柄選択型ヘッジファンドの多くは、大型ハイテク銘柄の価値が高まると予想している。
27日の取引では、AI向け半導体大手エヌビディアは約17%急落し、時価総額は1日で6000億ドル近く減少。個別株の1日当たりの時価総額下落額としては、過去最大を記録した。
バークレイヘッジによると、資産価値の上昇または下落を予測して投資するロング・ショートポジションのヘッジファンドの運用資産は、24年第3・四半期末には1767億ドル。ロングのみのヘッジファンドの運用資産は6729億ドルに達している。
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