• 2025/01/23 掲載

EEMEAの25年ソブリン債発行1090億ドル、新興国の大部分に=BofA予想

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Siddarth S

[22日 ロイター] - BofAグローバル・リサーチは21日付の顧客向けのノートで、2025年に欧州・中東・アフリカ(EEMEA)新興国が発行するハードカレンシー建てソブリン債は1090億ドルに達し、新興国の債券発行額の大部分を占めるとの見通しを示した。

また、25年の新興国でのソブリン債発行額の約65%をEEMEA新興国の国債が占めると予想した。EEMEA新興国の24年の債券発行額は1160億ドルだった。

バークレイズは昨年11月、25年のEEMEA新興国での債券発行額が750億ドルになると予測していた。

新興市場の国や企業は今年に入り、この段階では数年ぶりの高水準となる550億ドル超の債券を発行している。トランプ米第2次政権の誕生前に資金を確保しようと躍起になったことが背景にある。

BofAは、現在は「BBBマイナス」となっているルーマニアのソブリン債の格付けが引き下げられるリスクが高まっていると警告した。

格付け会社フィッチ・レーティングスは昨年12月、ルーマニアの格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げ、無効となった大統領選の後の不確実性が財政再建に「重大な悪影響」を及ぼす公算が大きいと指摘している。

BofAは、隣国のハンガリーの政策規律に対しては投資家や格付け会社の信頼が依然低く、通貨フォリントは不安定に推移しており、格付けも引き下げられやすくなっているとの見方を示す。

新興市場で債券発行額が最も多い国の一つのトルコに関しては、インフレと財政赤字が和らぐことで25年末または26年早期にソブリン債の格付けが引き上げられると予想。S&Pグローバルは昨年11月、トルコのソブリン債の格付けを「Bプラス」から「BBマイナス」へ引き上げた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます