［東京　２６日　ロイター］ - オリエンタルランド（ＯＬＣ）は２６日、発行済み株式の１．０９％に当たる１８００万株上限に自己株を取得すると発表した。

２７日の自己株式立会外買付取引（ＴｏＳＴＮｅＴー３）で買い付け委託を行う。買い付け価格は３４３５円。

京成電鉄が応募し、持ち株を売却する。売却総額は最大６１８億円。

ＯＬＣは取得株を全て１２月１７日に消却する。

京成電鉄に対しては、英投資ファンドのパリサー・キャピタルがＯＬＣ株を１５％未満に削減するよう株主提案を行い、今年６月の株主総会では同提案への賛成比率が２９．８９％となっていた。

１８００万株を売却した場合、京成電鉄の議決権保有割合は２１．０４％から２０．１７％まで低下する。