- 2024/10/11 掲載
ボーイング、労働組合の不当行為申し立て 不誠実な交渉姿勢批判
ストは5週間目に入ったが合意のめどは立っていない。ボーイングは今週も連邦調停官を交えて協議をしたが、最新の賃上げ案を撤回したと8日発表した。
ボーイングはNLRBに提出した文書で、同社の提案内容を組合幹部が組合員に誤って伝え、交渉担当者を交渉に応じさせなかったと批判。組合が「不誠実な交渉パターン」を取っており、その「公的な説明は誤解を招き、従業員のために解決策を見つけることを困難にしている」と述べた。
ブティジェッジ運輸長官は10日、航空機の生産に及ぼす影響を考えると、スト解決の重要性が増していると指摘。「解決策は労働者を支援すると同時にビジネスを成功させるものになる。われわれは、この二つが完全に両立し、合意可能と考えている」と記者団に述べた。
9日、下院民主党議員30人がボーイングのケリー・オートバーグ最高経営責任者(CEO)とIAMに宛てた書簡で早期の合意に向け誠実な交渉を求めた。
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