- 2024/09/18 掲載
中国半導体関連株が急騰、政府リスト受け国内技術進展との見方
上海張江高科技園区開発と上海海立集団 は10%高、三河同飛製冷は20%高と、それぞれ値幅制限いっぱいまで買われた。沈陽藍英工業自動化装備は10.7%上昇した。
中国工業情報化省が9日、主要な国産技術機器の使用を促進するリストを発表したことを好感した。同省は2種類の半導体露光装置に言及し、政府系組織による使用を推奨した。
中国が国内半導体産業の発展を目指す上で半導体製造装置が鍵を握るが、米国などの輸出制限により大きな課題に直面している。
工業情報化省のリストに挙げられている2つの半導体露光装置のうち、より先進的な装置は65ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下での露光が可能。
オランダの半導体製造装置大手ASMLの最先端の機器は8ナノメートルを下回る。
コンサルティング会社RHCCのレスリー・ウー最高経営責任者(CEO)は、65ナノメートルの装置は海外企業に少なくとも15年遅れていると指摘した。
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