- 2024/09/18 掲載
南アCPI、8月は前年比+4.4%に鈍化 今週の利下げ観測強まる
[ヨハネスブルグ 18日 ロイター] - 南アフリカ統計局が18日発表した8月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.4%と、予想を下回り、2021年4月以降で最低となった。
市場では南アフリカ準備銀行(中央銀行)が今週、利下げに踏み切るとの見方が強まっている。
7月の4.6%から鈍化した。中銀が望ましい水準とする目標レンジの中間値(4.5%)を下回った。
ロイターがまとめた市場予想は4.5%だった。
独立系エコノミストのエリーズ・クルーガー氏は「利下げ開始の準備が整った」と述べた。
8月は輸送、住居、外食、ホテルの価格圧力低下がインフレ鈍化に寄与した。
ただ、食品価格は4.7%上昇と、7月の4.5%上昇から加速。前月までは8カ月連続で鈍化していた。
ロイター調査によると、中銀は19日の政策会合で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて8.00%とする見通しだ。
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