- 2024/09/17 掲載
注意払いながらしっかりみていくのが基本スタンス=為替で鈴木財務相
[東京 17日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は17日、為替円高に伴う対応について「日々の為替の変動をしっかりと注意を払いながらみていくというのが基本的なスタンス」と述べた。同日午前の閣議後会見で語った。
16日の外国為替市場で円高が進み、一時1ドル=139円台となったことに関し、鈴木財務相は「プラス面、マイナス面双方の影響がある」と語った。為替変動を巡り「急激な動きはよろしくない。安定的に推移することが望ましい」との認識も示した。
一方、企業業績や財務体質は「総じて健全な状況が続いている」と言及。「日本経済は引き続き緩やかな回復が続くことを期待している」と述べた。
会見では、外国為替及び外国貿易法(外為法)上のコア業種の位置付けにも触れ、「コア業種であるかどうかで買収が難しくなるとは言えない」と語った。
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