- 2024/09/16 掲載
EU、グーグルへの事業分離命令の可能性低い=関係筋
[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)競争当局が米グーグルに対して以前警告していた広告事業の分離を命じる公算は小さいと複数の関係者が語った。EUは同社に対し、広告事業での反競争的な慣行をやめるよう命令することを検討している。
EU当局は今後数カ月以内に多額の罰金を含む決定を下す見込み。EU欧州委員会のベステアー上級副委員長(競争政策担当)は、グーグルが自社の広告サービスを優遇していると非難。昨年、同社の高収益の広告事業の分離を警告していた。
関係者によると、グーグルが反競争的な慣行を今後も続けた場合には、分離命令が出される可能性もあると述べた。 グーグルに対する処分は、ベステアー氏が退任する11月以降に決定するとみられる。
PR
PR
PR