- 2024/08/29 掲載
定番玩具、大人向けに進化=「キダルト」意識―東京おもちゃショー
国内最大規模の玩具見本市「東京おもちゃショー」(日本玩具協会主催)が29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。子ども心を忘れない大人層「キダルト」を意識して進化した定番商品など、国内外約190社の約3万5000点のおもちゃが集結した。29、30日は商談を行う業界関係者向けで、一般公開は31日、9月1日。
国内の玩具市場は、キダルト向け商品がけん引役となり、2023年度に初めて1兆円を超えた。
タカラトミーは今回、定番の着せ替え人形「リカちゃん」シリーズから「フォトジェニックリカ」を出展。関節の数を増やしたため、さまざまなポーズが可能で、SNSに写真をアップする「リカ活」を楽しむ女性に受けそうだ。
ロボットに変形するBANDAI
SPIRITS(東京)の「超合金
ルービックキューブ」も、かつて超合金などで遊んだ大人の気を引く。バンダイ(東京)の「ガシャポン
90mmカプセル(いきもの大図鑑アドバンス
ゾウカブト)」は同社のカプセル玩具「ガシャポン」では最大。訪日客のお土産需要にも応える。
一般公開の入場は、中学生以下は無料で、高校生以上は1800円。主催者は2日間で6万人の来場を目指している。
【時事通信社】 〔写真説明〕開幕した玩具見本市「東京おもちゃショー」=29日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト
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