- 2024/08/13 掲載
仏トタル、100%廃食油由来の船舶燃料を初供給 シンガポールに
トタルの船舶燃料子会社トタルエナジーズ・マリン・フュエルズは、シンガポールで調達した使用済み食用油からB100を生産したと説明。バイオ燃料の製造段階から実際の使用までの過程全体で、温室効果ガス排出量を80─90%削減できるとしている。
B100は今月5日に韓国・現代自動車グループの物流会社、現代グロービスが運航する自動車運搬船に供給されたという。供給量は700トンで、廃食油メチルエステル(UCOME)で生産された。B100は国際持続可能性カーボン認証(ISCC)を受けている。
トタルエナジーズ・マリン・フュエルズは今年1月、ロイターに対し、シンガポールの船舶用バイオ燃料の年間需要は、2023年水準から倍増し、25年までに約100万トンに達する可能性があるとの見方を示していた。
PR
PR
PR