- 2024/08/07 掲載
中国人民銀行、7月も金購入見送り 3カ月連続
中国の7月末の金保有量は7280万トロイオンスで、5月末・6月末と同水準。
独立系アナリストのロス・ノーマン氏は「人民銀行が購入を停止しているのは驚きではない」とし、金価格が高止まりする場合、購入を再開する可能性は低いと述べた。
人民銀行は金価格が急騰する中、5月に購入を停止した。金の現物価格は今年約16%上昇しており、7月17日には史上最高値の1オンス=2483.60ドルを付けた。米利下げ観測や地政学的な緊張が背景。
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、人民銀行は昨年723万オンスの金を買い越し、単独で世界最大の買い手となった。
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