- 2024/07/19 掲載
債券市場会合、「段階的」や「緩やかな」減額支持目立つ 議事要旨で
[東京 19日 ロイター] - 日銀は19日、9―10日にかけて実施した債券市場参加者会合の議事要旨を公表した。国債買い入れの減額について、材料出尽くし感を醸成するために「今後2年程度で目指す減額幅を一気に達成してしまうのが良い」とする意見が出る半面で、「段階的な減額」や「減額は慎重に」といった意見が目立った。
日銀は9日に会合で用いた説明資料を公表し、事前に参加金融機関から聞き取った意見を列挙した。議事要旨によると、説明資料に掲載されていた意見も改めて当日出されていたが、実際にどういう意見が多かったかは引き続き明らかになっていない。
日銀は債券市場参加者会合で出された意見も踏まえ、30日からの金融政策決定会合で今後1―2年程度の具体的な国債買い入れ減額計画を決める。
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