• 2024/07/02 掲載

米ISM製造業景気指数、6月は48.5 3カ月連続で50割れ

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。


[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日に発表した6月の製造業景気指数は48.5と、5月の48.7から低下し、拡大・縮小の分岐点となる50を3カ月連続で下回った。ロイターがまとめた市場予想は49.1だった。

ISM製造業景況調査委員会のティモシー・フィオーレ委員長は、製造業者は「現在の金融政策やその他の状況により、資本や在庫への投資に消極的」と述べた。

パンテオン・マクロエコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、オリバー・アレン氏は「製造業は今後数四半期にわたり弱い状態が続く」と予想。「昨年末以来の社債利回りの低下は、投資支出をいくらか支えているようだが、製造業を再び成長させるには十分ではない。これを変えるには金融情勢の大幅な緩和が必要だ」とした。

一次金属と化学製品を含む8分野が成長した一方、機械、輸送機器、電気機器、電気製品および部品、コンピューターおよび電子製品など9分野が縮小した。

先行指標となる新規受注指数は5月の45.4から49.3に上昇したものの依然として低調。生産指数は5月の50.2から48.5に低下した。

価格指数は5月の57.0から52.1に低下し、昨年12月以来の低水準となった。

供給業者の納入を示す指数は5月の48.9から49.8に上昇した。50を下回ると工場への納品が速いことを示す。

ブリーン・キャピタルのシニア経済アドバイザー、コンラッド・デクアドロス氏は「サプライチェーン(供給網)の改善は、商品の需給バランスを再調整するという観点から、連邦準備理事会(FRB)にとって好ましいとみなされるはずだ」と述べた。

雇用指数は51.1から49.3に低下した。

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます