- 2024/07/02 掲載
ヘッジファンド、機逃す 仏投票後の金融株上昇=ゴールドマン
第1回投票では、極右政党「国民連合(RN)」と連携する右派が優勢となったが、一部の予想ほどは他の勢力を引き離せなかった。これを受け、1日の銀行株は一時1.9%上昇した。フランスの金融機関BNPパリバ、クレディ・アグリコル、ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)が上昇した。
極右もしくは極左が過半数を獲得するとの懸念を背景に、選挙前にはフランスの株式や債券は売りが優勢となっていた。政府の財政悪化をもたらす支出増大の懸念が高まったためで、ヘッジファンドは先週、2021年5月以来の大きさで買いポジションを解消していた。
ゴールドマンは、銀行や消費者金融、保険などの株式をヘッジファンドが売却していたとしている。
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