- 2024/06/25 掲載
円安「今がピーク」=為替介入は一定の効果―十倉経団連会長
経団連の十倉雅和会長は25日の記者会見で、円相場が1ドル=160円台目前まで下落していることについて「今が(円安の)ピークのような気がする」との見解を示した。日銀が金融緩和政策の修正を模索する一方、米国は物価高が落ち着けば利下げを行う方向で、円安の一因となっている日米金利差が「中長期的に見れば埋まる」ことが理由という。
政府・日銀による為替介入の有効性については「『(円相場を)1ドル=160円台にはしない』という政府の強い姿勢は感じるので、それなりの効果があるだろう」と評価した。
【時事通信社】 〔写真説明〕経団連の十倉雅和会長=5月31日、東京都千代田区
PR
PR
PR