- 2024/06/12 掲載
NY円、156円台前半に上昇=米物価統計受けドル売り
【ニューヨーク時事】12日午前のニューヨーク外国為替市場では、市場予想を下回る米インフレ指標の発表を受け、円買い・ドル売りが活発化し、円相場は1ドル=156円台前半に上昇した。午前9時現在は156円05~15銭と、前日午後5時比1円04銭の大幅な円高・ドル安。
ニューヨーク市場は、157円30銭台で取引を開始。朝方発表された5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.3%上昇と、伸び率は前月(3.4%)から縮小し、市場予想も下回った。インフレ圧力緩和傾向が改めて示唆されたと受け止められて米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが進んだ。
【時事通信社】
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