- 2024/06/01 掲載
インドGDP、1─3月期は7.8%増 予想上回る
製造業の好調な業績に支えられ、エコノミストらは今年もこの勢いが続くとみている。
エララ・キャピタルのエコノミスト、ガリマ・カプール氏は、インフレが抑制され、モンスーン期の雨量が平年並みだった中でのこの成長率は、今後の消費者需要を押し上げる可能性があると述べた。
製造業生産は前年同期比8.9%増。前四半期(改定値)は11.5%増だった。
堅調な成長を示したにもかかわらず、インドの消費者支出と農村の成長は依然軟調だ。農業生産は0.6%とわずかに増加したものの、経済の約60%を占める個人消費は4%増と、インドの基準からすると低い結果となった。
インド準備銀行(中央銀行)のラグラム・ラジャン元総裁は今週初め、教育を受けた何百万人もの若者に良い仕事を創出するために、インド経済は今後数十年間、前年比約9─10%成長する必要があると語った。
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