- 2024/05/22 掲載
イスラエルの景気回復、コロナ危機脱出時よりも緩慢=S&P
イランなどとの緊張の高まりや国内政局の先行き不透明感に加え、イスラム組織ハマスとの武力衝突に伴う観光や建設、農業への影響が長引きそうなためという。
今回のハマスとの武力衝突は2023年10月に始まり、第4・四半期(10―12月)国内総生産(GDP)成長率が年率換算で前期比21.7%減と落ち込んだ。
24年第1・四半期(1―3月)に14.1%増と持ち直したものの、同社は24年の成長率予想を従来の前年比0.5%増、25年を5.0%増で据え置いていた。
ただ、政府は景気回復ペースの加速を見込み、中央銀行は24年の成長率を約2%と予想している。
PR
PR
PR