- 2024/05/17 掲載
中国の生産能力と輸出、米での投資損なう可能性=米NSC委員長
リベラル系のシンクタンク、アメリカ進歩センター(CAP)での講演で「中国は今や、自らのルールで行動するには大きすぎる」と指摘。「中国の特定分野における生産能力と輸出は現在、非常に大きくなっており、米国やその他の国での投資の実現可能性を損なう可能性がある」とした。
また、中国の政策主導による過剰生産能力と輸出急増という新たなサイクルが米国の労働者に悪影響を及ぼし、市場ベースのイノベーションや競争、米国のサプライチェーン(供給網)の回復力を弱める可能性があると警告。一部の中国製の鉄鋼と自動車がメキシコ経由で流入する懸念に対応するため、メキシコと協力するとも述べた。
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