［８日　ロイター］ - 米民泊仲介大手エアビーアンドビーが８日発表した第１・四半期決算は増収増益となった。ただ、合わせて発表した第２・四半期の売上高見通しが期待外れだったことで、株価は引け後の時間外取引で７％下落した。

第１・四半期の売上高は前年同期比１８％増の２１億４０００万ドル。純利益は２億６４００万ドル（１株当たり０．４１ドル）で、前年同期の１億１７００万ドル（同０．１８ドル）から増加した。

宿泊・体験予約は９．５％増の約１億３３００万ドル。アジア太平洋地域で２１％、中南米地域で１９％それぞれ増加した。北米での予約は小幅減速したという。

平均客室単価（ＡＤＲ）は３％上昇した。

第２・四半期の売上高見通しは２６億８０００万ドル━２７億４０００万ドル。市場予想は２７億４０００万ドルだった。

同時に、今夏のパリ五輪など国際イベントに絡む旅行需要が寄与し、第３・四半期の売上高の伸びは前年比で加速するという見通しを示した。