• 2024/05/09 掲載

ブラジル中銀、利下げペースを0.25%に減速

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ブラジリア 8日 ロイター] - ブラジルの中央銀行は8日の金融政策委員会(COPOM)で、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて10.50%とした。これまで6会合連続で50bpの幅で金利を引き下げてきたが、利下げ幅を縮小した。米国の緩和サイクル開始が不透明な中、より慎重なアプローチを取った。

今回の決定は、2023年8月に利下げを開始して以来初めて、全会一致にはならなかった。

ロイターがエコノミスト39人を対象に行った調査では、22人が利下げ幅の縮小を予想、17人が50bpの利下げを予想した。

COPOMの4人の理事が50bpの利下げを主張したのに対し、カンポス・ネト総裁と他の4人の理事が25bpの利下げに票を投じた。

中銀は声明で、次回会合に関する指針を削除し、代わりに緩和サイクルの期間と緩和度合いは「適切な期間内にインフレ目標を達成する強い決意によって定まる」との文言を盛り込んだ。

カンポス・ネト総裁は先月、著しい不透明感のため金融政策の指針を示すのが困難になったと述べており、市場は利下げペース減速予想に急速にシフトしていた。

総裁は米国の根強いインフレ圧力により連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれする見通しや、ブラジル政府による基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化目標の先送りを理由に挙げていた。

中銀はまた、今年のインフレ率予測を3.5%から3.8%に、来年は3.2%から3.3%に、それぞれ引き上げた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます