- 2024/04/27 掲載
決算に厳しい目、FOMCは無風か=今週の米株式市場
[ニューヨーク 26日 ロイター] - 今週(4月29日─5月3日)の米国株式市場は巨大IT7社「マグニフィセント・セブン」の一角を占めるアマゾンとアップルの決算発表が控えており、全体の株価水準が切り上がってきたため予想を下回る決算に厳しい地合いとなっている。
アマゾンは30日、アップルは5月2日に決算を発表する。1日には連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表される。
同じくマグニフィセント・セブンを構成するマイクロソフトとグーグルの持ち株会社アルファベットの好決算が好感され、S&P総合500種は週間で昨年11月序盤以来の上昇率を記録。一方、業績見通しが弱かったフェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズは売りを浴びた。
JPモルガンのストラテジストによると、S&P500構成企業のうち今四半期に市場予想を上回る業績を発表した企業は、株価が指数からわずか0.2%(中央値)上振れるにとどまっている。対照的に、予想を下回った企業の株価は指数から4%下振れし、少なくも過去8年で最大の下振れ率となっている。
チェリー・レーン・インベストメンツのパートナー、リック・メックラー氏はこれまでの決算発表は「かなり良い」内容だったが予想に届かなかった企業は「重い代償を払っている」と指摘した。
JPモルガンのストラテジストは、決算発表シーズン前の力強い株価上昇や過度に強気に傾いたポジションを踏まえると、「予想を上回る決算が上昇につながらない可能性を慎重に見ていた」とし、「実際、米株価の反応はこれまでのところ乏しい」と述べた。
米国債利回りの上昇やインフレ指標が予想以上に強い状況が続けば、決算の注目度が低下するかもしれない。投資家はFOMCで政策金利が据え置かれると見込んでいるが、予想以上に強い最近のインフレに関する見解に注目する見通し。
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