- 2024/04/04 掲載
ヘッジファンド、24年第1四半期は利益を確保 株高など追い風
米ゴールドマン・サックスが世界のヘッジファンドを追跡しているリポートによると、第1・四半期にファンダメンタル株を売買するヘッジファンドの利益は6.28%、システマティックな取引をするファンドは11%、テクノロジーに特化したヘッジファンドは11.3%それぞれ上昇した。
同じ第1・四半期にS&P総合500種指数は9.09%上昇した。第1・四半期に株価が急騰した主因として、政策金利がピークに達したとの見方がある。
コンサルティング会社、メケタの市場性オルタナティブ部門責任者ライアン・ロブデル氏は「これまでのところ、ヘッジファンドにとって非常に良い年の始まりとなっている」と言及。「株式とコモディティー(への投資の)の傾向が高まっている」と説明した。
23年にはヘッジファンドの利益は8.12%上昇したが、24%上がったS&P総合500種指数を大きく下回っていた。
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