- 2024/04/03 掲載
ロシアのサービスPMI、3月は51.4に上昇 輸出受注は1年ぶり減
新規受注が増加した。ただ、輸出受注は約1年ぶりに減少。人手不足の問題も続いている。PMIは50が好不況の分かれ目となる。
S&Pグローバルは「新規事業は引き続き拡大し、拡大ペースも速まったが、新規輸出受注が再び縮小したことが新規販売全体の重しとなった」と指摘した。
ロシアでは過去1年、労働力不足が問題になっているが、サービス業は8カ月連続で雇用を増やすことができている。
「雇用拡大にもかかわらず、受注残の増加に見られるように、生産能力への圧力は依然存在する」と指摘した。
ただ、企業は依然、将来の生産に自信を持っている。
S&Pグローバルは「信頼感は3カ月ぶりの低水準に落ち込んだものの、歴史的に見ると高水準にある。顧客需要の一段の増加と広告キャンペーンへの投資に対する期待が支えになっている」と述べた。
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