- 2024/04/02 掲載
NY外為市場=ドル上昇、円は介入警戒感の中151円台半ば
円は対ドルで先週、151.975円と34年ぶりの
円安水準を更新。この日の終盤の取引では151.635円で取引された。
先週、財務省・金融庁・日銀が情報交換会合(3者会合)を開いたことを受け介入警戒感が台頭。鈴木俊一財務相は1日の参院決算委員会で「為替市場の動向を高い緊張感を持って注視するとともに、行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せずに適切な対応を取っていきたい」と語った。
この日発表の米経済指標では、米供給管理協会(ISM)の3月の製造業景気指数が50.3と、拡大を示す50を2022年9月以来、1年半ぶりに上回った。ただ、雇用が引き続き低迷し、投入価格が上昇していることも示された。
マネーコープの北米ストラクチャリング責任者、ユージン・エプスタイン氏は「インフレが必ずしも低下しているわけではないことが示され、市場はこれに反応している」と述べた。
主要6通貨に対するドル指数は0.507%高の105.01。
ユーロ/ドルは0.48%安の1.0738ドル。英ポンド/ドルは0.63%安の1.25440ドル。
人民元はオフショア市場で1ドル=7.2604元と弱含み。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.07%安の6万8906ドル。イーサは1.61%安の3441.90ドル。
ドル/円 NY午後4時 151.63/151.66
始値 151.36
高値 151.77
安値 151.36
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0740/1.0744
始値 1.0781
高値 1.0787
安値 1.0732
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