- 2024/04/02 掲載
ラピダスに5900億円支援=次世代半導体の開発加速へ―経産省
経済産業省が、次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)に対し、追加で最大5900億円を支援することが1日、分かった。経産省は同社へ既に3300億円の補助金を投入しており、総額で1兆円に迫る支援となる。自動運転や生成AI(人工知能)に次世代半導体は不可欠となっており、追加支援を通じて開発を加速させる。
ラピダスは、トヨタ自動車やNTT、ソニーグループなどの出資で、2022年に設立。世界でも最先端となる回路線幅2ナノメートル(ナノは10億分の1)のロジック半導体の生産を目指しており、北海道千歳市で工場建設を始めている。25年に試作ラインを稼働させ、27年に量産開始する計画だ。
【時事通信社】
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